東京国際映画祭「アジアの風」*オオカミの誘惑*

ティーチ・イン(2004.10.30)

 

ティーチ・イン

質問1

キャスティングのポイントは?

[監督]

今回の映画は19歳の少女が書いた小説を基にして映画化したものです。ですからキャスティングにおきましても

新しい時代に合った新鮮なニューフェイスを必要としていました。ですから演技の方はこれから可能性がある俳優さんだとしてもとにかく新しいラブストーリー・メロドラマに合うような俳優さんを探してキャスティングしました。

カン・ドンウォンさんに「今後の仕事の予定は?」

[カン・ドンウォン]

この次の作品は映画なのですがイ・ミョンセ監督の「刑事」という映画に出る予定です。これはもともとドラマで「茶母」というドラマがあったんですがいこのドラマが非常に反応がよかったということで映画化しようという話になりました。その中で私の役はキラーの役です。

 

質問2

この映画を撮るにあたって、一番NGが多かった人は誰ですか?

司会「手あげて下さい」

イ・チョンア手を挙げる(笑)

[監督]

イ・チョンアは映画に本格的に出演するのは初めてです。中学生の時にとても小さな役で出演した事はあったのですが本格的な役は初めてでした。今回オーディションを通して彼女を選んだのですがとにかくオーディションの時もよく泣いていました。カメラが回ると泣かなければいけない、そしてテソンを思って号泣しなくてはいけないという役どころでした。

司会「泣く所でNGを何回も出してしまったんでしょうか?」

[イ・チョンア]

はい。

司会「それをどうやってクリアしましたか?」

そうですね。確かに今回は泣くシーンが多かったので泣くシーンの度に周りにいる親しい人家族が亡くなったという風に思うようにしましたので、私の頭の中ではひとり二人と次々といろんな人が死んでいきまして、ある時は母だったり父だったりいろんな方が亡くなって行きました。途中ずっと撮影が続いていますともうハンギョンになりきっていましたので泣くことに疲れてきたころには考えなくても自然と悲しくなって涙が出るようになりました。でもそうなるまでは本当にかなりの時間が必要でした。

 

質問3

お三方とも日本にいらっしゃるのは初めてかと思いますが、今後日本で活動する予定などありますでしょうか?

司会「ハンソンさん?」

[チョ・ハンソン]

私は韓国でとりあえずがんばって自分の地盤を固めてから日本に来ても遅くはないのではないかと思ってますので、とりあえずは韓国でがんばりたいと思っています。

司会「どんな作品に出たいですか?」

心の痛みとか悲しみがぎっしりつまった映画に出演してみたいと思います。表情だけを見てもその人の人生が感じられるような映画に出演してみたいです。

司会「かなりクールですよね。」「ハンソンさんの事ですよ。」「普段からクールで・・・」「人事だと思ってます?(笑)」

ちょっとふざけたりすることもあるんですが、ちょっと人見知りをする方です。

司会「きれいな日本の女の子がいっぱいいるから」「黙ってしまいましたー(笑)」「何か答えます?日本のきれいなお嬢さんを前に」

汗が出てきます。緊張もしています。

[イ・チョンア]

私は今まさに韓国でこの仕事をスタートしたばかりですので先ほどハンソンオッパもおっしゃっていましたが韓国でしばらくはがんばりたいと思います。でもこの映画が日本で公開することが決まっていますのでまた来年にこういうような場所でみなさんにお会い出来るかと思います。

司会「こんなに人気の俳優さん二人に愛される気持ちはいかがですか?」

実はこの質問は韓国でも100回以上聞かれたんですけど、きっと皆さんこの映画を見て私の役どころがうらやましいと思われたのではないでしょうか。私も演技をしている時にこれは女の子すべての夢だという気持ちで演技をしていました。そして私の役を見て私になりきったつもりで満足をしてもらえればうれしいと思ったので、出来るだけハンギョンに共感してもらえるようがんばって一生懸命演技をしました。

[カン・ドンウォン]

私も二人と同じです。まだまだいろいろと準備したりすることもありますのでとりあえず韓国で活動してその後に考えたいと思います。

司会「日本は初めてですよね?」

実は旅行で何回か来てまして、確か3回か4回旅行で来てます。

司会「知ってました?皆さん?」「どこに行きました?」

渋谷原宿代官山

司会「楽しかったですか?」

そうですね。とっても楽しいです。いつも来るたびに新しい物が見られるのでとても楽しんでいます。

 

質問4

チョ・ハンソンの小部屋から来ました。日本にあるハンソン君のファンサイトです。この映画でハンソン君が晩・へウォンを演じるにあたってどういうところを悩んだり、どういう風に見せようとしたのか聞きたいです。

[チョ・ハンソン]

今回はテソンとハンギョンの話が軸となっていまして、その中にヘウォンという男性がかかわって行くという構造だったんですけれども、ヘウォンの変化して行く姿を見せたかったです。つまり最初はハンギョンのことをとにかく自分の物にしたいと思って非常に強い態度でアプローチしていって、ある時は猪突猛進型のようにアタックをしていくんですけれども、段々段々ハンギョンと接し方が変わってきまして途中からは非常に温和な感じで優しくハンギョンに接するようになります。そういった所をいかにうまく演じるかがとても悩みでした。ですから監督とも相談して自分なりに分析したり悩んだりして役を作って行きました。完璧ではなかったかもしれませんけれども私は最大限へウォンになりきれるようにがんばって演技をしてみました。

 

質問5

日本にあるLOVEカン・ドンウォンというファンサイトから来ました。ここの部分の台詞だけはチェックして欲しいというところを教えてください。そして今後どんなスタイルの俳優さんになりたいか教えて下さい。

[カン・ドンウォン]

まずこの「オオカミの誘惑」を韓国でも見て下さったとのことでありがとうございます。この映画の半ばから後半にかけてだと思うのですが、イ・チョンアさんに告白するシーンがあるのですが、あのシーンは自分でもとてもよかったと思いますのであのシーンがお勧めです。それからアクションシーンもぜひ見て欲しいと思います。それから二つ目の質問ですが韓国でもよく答えるのですが真心で演技が出来る俳優、そしてどんな役もこなせる俳優になりたいと思っています。

 

                  (レポ作成・・・チョ・ハンソンの小部屋@まほ)

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